不埒なことに埒があかない

今日、ふと歩いている途中に「埒(らち)があかない」という言葉が浮かびました。
(今考えると、なんでだったんでしょう?何か行き詰ってたのか?)
埒があく、よりは、埒があかない、って方が使うなー、
と思い、はてそもそも「埒」って何?と疑問に思ったのです。
埒…
そう言えば、「不埒(ふらち)」って言葉もありますよね。
携帯で変換してみると、どうやらどちらも漢字は「埒」です。
そこから推測すると…「埒」の意味は何なんだ??
意外と近いようで、いまいちこの2つのことばの共通点が分かりません。
不埒…。
無礼、に近いけど、もっと倫理的にだめな感じ。
じゃあ「埒」って、倫理とかルールこと?
でもそれだと、「埒があかない」の方に当てはまりませんよね。
そもそも、
明かない、なのか
開かない、なのか
空かない、なのか??
で、「埒があかない」の方からイメージして、
扉のようなもの、それも本来はあるべき扉のようなものではないかと想像しました。
扉が空かないから、先に進めなくて行き詰って、「埒が開かない」
あるべき扉がなくてあけっぴろげで整っていないから、「不埒」
「不埒」の方がちょっと苦しいですが、そんなアイディアでした。
で、ネットで調べた結果は、

(1)かこい。しきり。特に、馬場の周囲の柵。
(2)物事のきまった範囲。限界。
大辞林 第二版

語源由来辞典:埒があかない
囲い→ものごとの秩序ということだったんですね。
当たらずとも遠からずだったかな?
こういう推測はたのしいですね。

  1. コメント 0

  1. トラックバック 0

return top