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2014年夏旅行_7日目(7/3)その2_おばあちゃんとヨーグルト

引き続き日本時間7/4(金)am5:00、イスタンブール現地時間7/3(木)23:00、イスタンブール空港です。

 

お昼にホテルに戻ってチェックアウトしつつ荷物は預かってもらって、近くのカフェでランチ。以前通った時にソファー席がある店があったので、時間をつぶせるからとその店を選んでソファー席へ。

注 文して料理が届いたところで、突然お店に来たおばあちゃんに何か話しかけられる。でもトルコ語なのでちんぷんかんぷん。英語は話せないみたい。店員さんが 飛んできておばあちゃんをなだめつつ、状況を説明してくれたところによるとどうやら近所に住んでいる(それなりに裕福な)おばあちゃんで、このソファー席 が定位置だったようです。「あたしゃ足が悪いんだから、その席座らせてよ!」的なことを言ってたみたい。譲ろうか?と言ったけど、店員さんが大丈夫だから とおばあちゃんをなだめつつ、お隣の別席に座らせてくれました。おばあちゃんに悪かったねって言ったけど、機嫌悪そう(笑)

ベルベット調の ワンピースにおしゃれなミニバッグ、黒い透け感のある帽子ととってもおしゃれ。お嬢様育ち、そのままお金持ちの旦那と結婚して今は死別。性格がきついから 子どもとは別に暮らしていて、日本でいえば赤坂とか青山に住んでいて、毎日近所の外国風カフェでお食事。という感じかな~、と妄想。あくまで妄想ですよー。

しばら くして、おそらく今の時間オフの女性店員さんらしきお客さんを見つけて、とっても嬉しそうに話してました。「見てみてこの帽子!素敵でしょ。買っちゃった の」と言う感じ。ああ、今日はこの話がしたかったんだねぇ。おしゃべり相手は大切だもんね。女性もすごく真剣に聞いてあげてました(15分くらいだけ ど)。なんかおばあちゃんの人生にドラマを感じるなあ。

ずっとおばあちゃんが近くにいたのでどうも気まずく、この時カフェで写真は撮れませんでしたが本を読みつつ2時間半ほど時間をつぶしました。帰るときにはおばあちゃんも手を振ってくれましたよ!よかった!

 

ち なみに、イスタンブールですごく感じたことは、平日昼間なのにぶらぶら歩いている男の人が多い!ということ。ぶらぶらお茶してたり、よくわからないけどう ろついてたり。ググると失業率は8.2%なので他国と比較してそこまで高いわけではないと思うのですが、街中でものすごく目立ちます。イスタンブールだと 特にそうなのでしょうか。あと、女性はそこまで目につかず。あまり外に出ていないだけなのかな……ポルトガルも不景気だと思うけど、そもそも人口が少ない からか平日に人ってあんまり歩いてなかったんですよね。ついでに「国名+失業率」ググると、失業率がグラフで出てくるようになったのですね。びっくり。

 

夜は、ホテルのカフェに戻って家人の食前酒。私はアイスティー。行こうとしているお店にお酒が置いてないからなのです。

カクテルは引き続き、オリエント急行モチーフのもの。ウォッカベースでリンゴジュースとバニラ系。ちょっと味見したら甘いけどガツンと来る強さでした。

20140703_夕食_01カクテル

 

お酒がすんだら到着日に夜ご飯を食べたお店で。カウンターにいろいろ並んでいて指差し注文。野菜炒め(ジャガイモと茄子とパプリカ)を選んで、後はお店の人おすすめのお魚ライスとヨーグルトにしました。

夕食

今までトルコレストランで前菜にヨーグルトがあっても?という感じだったのですが、今回イスタンブールに来て、前菜にヨーグルトということに違和感がなくなりました。さっぱりして口直しになるんですよね~。お魚ライスはピラフ的なものの上に、塩味の焼きイワシが乗っているもの。ピラフにはイタリアンパセリ?とベリー系の小さい身も入っていてとても複雑な味で美味しかったです。

ポルトガルは新鮮な素材を塩焼きなどにしたシンプル料理なのでそんなに店を選ばなくてもおいしかったのですが、トルコ料理はしっかりと手を入れた「料理」なので店を選ぶと美味しいなあという感想です。
宮廷料理はまた美味しさが違うという話を聞いたので、今後いただいてみたいです。日本でも食べられるところは少しはあるそうですが。

そのまままったりカフェで時間をつぶし、空港に来ました。

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