学習学フォーラム2010「バーチャルとリアルな学びの融合」
http://www.learnology.org/LF/2010.html
■総括者の中原淳氏による、学習学フォーラムのまとめはこちら
■Ustreamで見られる、第2部ディスカッションの録画ビデオはこちら
■@benkyou_kai さんがまとめている「学習学フォーラム2010」に関するtwitterログ
http://bit.ly/learnology1
http://bit.ly/learnology2
昨日は仕事でお手伝いをさせていただいている学習学協会主催のイベント、
学習学フォーラム2010「バーチャルとリアルな学びの融合」に行ってきました。
学習学協会とは、教育より広い概念で学習を体系的に考える学習学を提案している協会。
サイト上にあるこの言葉が私はとても好きです。
「広い意味での学習」は、人間生活のすべての領域に関わってくるので、
「生きること」とほとんど同義語になります。とすれば、
「人間にとって最も基本的な行為」と位置づけることができるでしょう。
DSやiPodでも勉強できる昨今、学習とはどう変わっていくのか?
ビジネスブレイクスルー大学院教授の炭谷俊樹氏、
東京大学准教授の中原淳氏といった豪華なゲストをお招きしてディスカッション。
そしてこのフォーラムのもう一つすごいところは、フォーラム自体の形式。
Ustreamでフォーラムの様子を生中継、
フォーラムに関するtwitterのタイムラインをモニターに投影して、
その意見も拾いながらのディスカッションを行いました。
正直このイベントをお手伝いする前は、twitterもUstreamについても
あまり勉強していなかったのですが、今回とても勉強になりました。
発言者の内容に反応してモニター上のtwitter画面に流れてくるコメントの
ダイナミックな動きに圧倒され、
大量の情報を鋭くまとめる中原氏に感動し、
6人のパネリスト、3人の専門家、そしてtwitterのタイムラインを拾って
ディスカッションを進める、協会代表の本間正人氏の進行に感嘆。
非常に熱いフォーラムの動きを感じることができました。
特にtwitter連動は、フォーラムにものすごい熱量を与えていたと感じます。
ぜひ上部リンクにあるtwitterタイムラインを覗いてみてください。
フォーラムで発表されたエピソードの中では、twitterでも話題になっていましたが
中原氏のお子さんが生まれて初めて書いた字は、iPhone上のものだった
というものが新鮮。
コンピューターがパソコンになった時、
ナローバンドばブロードバンドになった時、
それぞれ新しいものしか知らない世代は、
前の世代が考えもつかないようなサービスを生み出してきました。
生まれたときからiPhoneやiPadに囲まれている世代は、
いったいどんなサービスを生み出してくれるのでしょうか?
最後に、最近twitterについて感じていること。
フォローしている人のタイムラインをigoogleで流していると、
職場のちょっとしたおしゃべりが飛び交っているように感じます。
大物をフォローしていると、それだけでその人と同じ職場で
おしゃべりを聞きながら仕事をしている感じになれるというか…
なんかこの感覚が非常にすごいことだと思うのです。
フリーランスの人が、よくtweetしているのも
そんなつながりが生まれるからではないかと思ったり。
いずれにせよいろいろと変化がおきていて大変ではありますが、やりがいがある時代ですね。
楽しんでいこうと思います。
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