アーカイブ ‘ 2005年 12月

ダヴィンチ・コード

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遅まきながら読みましたよ、ダヴィンチ・コード。
結論からいうと、読みですね☆
エンターテイメントとして秀逸です。
絵画から事件の謎を読み解く、しかもキリスト教に関する専門知識が関わってきますが
その手のことを知らない私のような素人でも、臆せず読み切ることができます。
出てくる謎かけや専門知識の幅が広すぎず、一貫していて
とっても理解しやすいんですね。
フランドルの呪画や、京極夏彦シリーズのように
マニアック知識オンパレードの本も大好きですが
謎掛けをシンプルに、でもスケールは大きく、かつ面白く見せ
マニアック知識本ジャンル(勝手に命名)のファンを広めた功績は大きいでしょう。
(最後に明かされる「事実」があくまで著者の仮説だと認識する必要はありますが)
ちなみに、私が今まで読まなかったのは 装丁と帯がゴテゴテしていて
内容がB級大衆向けなのかな~、と引いていたため。
なので、装丁ももっと丁寧に扱ってくれなかったのは残念~。
もうすぐジャン・レノとオドレイ・トトゥで映画化されるのも楽しみです。

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