感動経営学
感動経営学
大前研一が設立に関わった、ビーナスフォート(お台場)の
設立経緯を語った本。たまたま図書館で手に取りました。
ビーナスフォートというと宣伝もあまり行わず、雑誌でも見ないので
自分にとってはショッピングモールということくらいしか分っていなかったが
ただのショッピングモールとは違い、
きちんとコンセプトに沿って考えられた施設のようです。
が、この本が書かれてから6年が経過しており
その後あまりビーナスフォートの話題を聞かないということは
成功していないのでしょうか?
何とも分らないので、実際に行ってみようと思います。
ただ、個人的には最近ショッピングモールでのショッピングよりは
銀座とかの小さいお店を見て回ったり
公園で遊んだりする方が好きになっています。
年を取ったのでしょうか・・・
ショッピングセンターにある「文化のなさ」「買えというプレッシャー」
がちょっと苦手になりました。
でも、ビーナスフォートはイベントも多く行っているそうなので
文化的な雰囲気はあるかもしれませんね。
本にもありましたが、ショッピングモール版ディズニーランド
という感じでしょうか。
また、本の後半部分には「街づくり、まちおこし」についての記述もあって
自分にとってはそこが一番考えさせられる内容でした。
私も過疎の町出身なので。
この本の中で言っているのは、
「まちおこし」と言っても、本気でやろうとしている人は少ない、ということです。
ほんとにそうですよね・・・
なぜその町に住み続けるのか、なぜその町を盛り上げる必要があるのか
がしっかりしていないと、結局は成功しないのでしょう。
私の中でも、まだはっきりしていません。
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