アーカイブ ‘ 2006年 5月

マロニエの花咲く道とリサイクル

銀座のマロニエ通り。
今、まさに「マロニエの花が咲いて」います。
こんな花だったんですね。
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藤の花みたいなのが、植えに向かってぽこぽこ立っています。
意外と、変わった花をつけるんですね。
でも、濃い緑に薄いピンクが映えてきれいです。
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さて、マロニエ通りの西の端
プランタン銀座の向かえ側にこの前から気になる工事現場が。
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仮囲いの一部が透明になっているんです。
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中には何やら部品らしきものが。
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説明書きを読んでみましょう。
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「ある日、突然と仮囲いは出現します。工事の間、そこは周辺の景
 色から切り離されてしまい、中の様子や時間の経過をかんじさせな
 い場所となってしまいます。そして、撤去されると突然大きな建物
 が姿を現したりします。
 その仮囲いの中で、私たちは日常さまざまな材料を使って建物を
 つくりあげています。工事中に発生した端材はきちんと分別され、
 回収されて、新しい材料として生まれ変わったり、再び同じ材料に
 なったりします。今ではあたりまえのことかもしれませんが、工事
 現場の仮囲いの中でも日常的な活動として、現場から発生するリ
 サイクル材の分別回収をおこなっています。
 そこで、この工事現場では仮囲いの一部に10種類のリサイクル材
 の分別容器を設置し、工事の進行にともなって発生する端材を各
 分別容器に投入することにしました。
 容器には建物が完成する2007年7月までの年月が刻まれ、その間
 隔はその月にそれぞれの端材がどのくらい発生するかを予測して決
 められています。
 分別されたリサイクル材は、通り行く人々にディスプレーされ、工
 事にどんなものを使っているのか、どのくらい工事が進んでいるの
 かを伝えることにもなります。この建物が完成するとき、すべての
 容器は満たされ、仮囲いが撤去されると同時にリサイクルの流れ
 にのって、それらは新しく生まれ変わります。
 ”DIARY”と名付けられたこのプロジェクトは、この場に建物が出
 来あがるまでに日々積み重ねられていく作業の軌跡を、ここに貯め
 られていく端材によって表そうとするものです。」
 ・・・なるほど。面白そうですね。
 最近、この有楽町駅から銀座大通りまでのエリアは
 有楽町駅前の再開発があったり、MIKIMOTOビルの工事があったり
 何かと工事が多く、仮囲いを目にしてばかりいたのですが、
 ちょっと面白いことをしていますね。
 ただ、このプロジェクト、ちょっと前まではカルティエの後ろの
 工事現場に出現していたような。
 でも工事も終わらず、容器も満たされないうちに
 いつの間にかそっちの容器はなくなっちゃたんですよね。
 もっと人通りが多い現場に移動したのかしら?
 ちなみにこのプロジェクト、ネットでひいてもそれらしきものは
 出て来ませんでした。
 容器がなくなっちゃった方の現場は、大成建設がやっているらしいのですが。
 誰が仕切っているんでしょうね?興味ありです。

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