「ほぼ日」の心地よさ
自分が「ほぼ日」を好きな理由は何か、ということを考えていました。
そうしたら、「ほぼ日」の中の糸井さんとさくらももこさんの対談で
糸井さんがこんなことを話していました。
【糸井】
する(笑)。俺もそう。
僕ね、おとなになろうとする
努力はしてたんですよ。つまり、
半端に優等生なところが残ってるから、
人がどうやったら
うまくいったみたいな話とか、
一生懸命読むんですよ。
そうするとね、ほぼ全員がね、
ものすごく苦労してるんですよ。
【さくら】
苦労してるんですよね。ほんとに。
【糸井】
で、一方で、
「あの人は苦労したと言ってもね‥‥」
っていう噂が、同時にあるわけだよね。
つまりね、立志伝中の人物には、
だいたい泣いてる愛人がいたりね。
数字こぼしたんだけど、
金渡してごまかしたんだとか、
あの人に会って、
もうひどい目に遭いましたよ、って、
そんな話がいっつもあるわけですよ。
家にいたら針のむしろだとかね、
そんな話ばっかりですよ。
その部下は血の小便を垂れて
早死にしました、
悔いはなかったと思います、とかね(笑)。< 【さくら 】 はははははははは。 【糸井】 いや、いいですよ、それは。 悔いはなくてもね。 それはSMクラブに行った人がね、 鞭で叩かれすぎて 死んじゃったみたいな話ですから。 【さくら 】 まぁね、そうですね(笑)。 【糸井】 でも、みんながみんな、
その競争は、まずいだろうと。
(太字は管理人による)
・・・
何だか、こういう糸井さんの考えがにじみ出ているから
自分はほぼ日が好きなのかな、と思った日でした。
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