アーカイブ ‘ 2010年 1月

小説が読めない時期

2日、3日と実家に帰ってのんびりしておりました。
久しぶりに祖母に会ったり(2月で102歳!)、
クラス会で高校の友人に会ったり。
いつもと違う環境にいると、
人生ってちょっとしたきっかけで
ほんとにいろいろな方向に行くんだなーと実感。
普段はどうしても視野が狭くなっていると振り返りました。
固定のネットも契約していないし、
E-mobileも県外の実家ではネットもできないので
暇にまかせて小説でも読もうかと、
家族の本棚から気軽そうな本を適当にピックアップ。
ぱらぱら…とめっくって…
まったく読む気にならない自分にびっくり。
2~3ページ読んでもう後が続かず、一応最後のページだけ拾い読み。
もちろんまったく内容は分からず。
お気軽なミステリーでもだめだったので、
一度読んだ短編小説を読もうとしたけど、それすらだめ。
やっぱり1~2ページでどうにも先に進む気がしなくなってしまったのでした。
2時間の映画が見れない、お笑いも数分間になってきている…
マスコミで言われるような「短気な現代人」そのままの自分に
気付いて、ひどく驚いた帰省中の午後でした。
小学生の時は8時間でもぶっ通しでファンタジー小説読んでたし、
大学時代は12時~30時でゲームもしてたのになあ。
どうも休みの日でも常にあたまの半分は仕事モードなので、
完全に現実から離れた場所に行く気になれなかったようです。
いい面も悪い面もあると思いますが、
今はそんなことでよい時期だと思うので、
そんな気分をしばらく観察しておこうと思います。

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