アーカイブ ‘ 2006年 2月

不思議な縁

土曜日。
前職の先輩と夕方から打ち合わせ。
今は人材系の会社でとても忙しく働いている人なんですが
将来は起業しようとしている人。
起業しようとはしているけど、全く嫌みがなくてすてきな人なので
私もできることで手伝わせてください、と絡ませてもらっている。
で、そろそろ具体的な一歩を踏み出そうね、という打ち合わせ。
その方の希望として
いま、これから自分が欲しいものを 小規模でよいのでやっていく
というコンセプトがあり、それは外せないよねって話し合う。
いきなり世の中のひとのために、ってやるんではないということ。
んで、その人は具体的には託児所をやりたいと思っているのだけれど
(託児所がないと、働くなんて絶対無理だし)
じゃあ、今からできる一歩として何をやろうかといろいろ話し合う。
今の仕事もめちゃ忙しいので、今の仕事と絡めて何ができるか、とか。
私は子育てなんてまだまだ遠いイメージではありますが
で、無駄話もしながら
やっぱり私たちが不安になったりするのって
一生いきいき働いていられるイメージが持てない
そういうロールモデルがないからだよね、って話になる。
今「女性起業家」っていうバリバリやるひとにはスポットライトが当たっているけど
そのモデルしか広まってない。
だから、社長になってばりばりやるわ、って気持ちでない私なんかは
やっぱりそれ以外の方法では
これから長くビジネスの一線では働けないんじゃない?って不安になっちゃう。
サポート的な仕事をしても、長く生き生き働けてるよ
ってモデルにもスポットライトを当てて、認知を広めたいよね、と話す。
ま、でもそんな人はまだ少ないだろうから
これからそういうことができるように、託児所なんかもやっていこう、と。
で、その先輩のところでは若手ビジネスパーソン向けの
キャリアセミナーなんかを開催しているのが仕事なので
それに絡めて、女性向けのセミナーなんかをやれたらいいね、という話をする。
ので、これから先輩が上司とネゴることに。
また、その時に聞いた話で面白かったのが
今年豊洲で「キッザニア」というのが始まる、ということ。
これは、以前D-Houseで見た「ミニ・ミュンヘン」のメキシコ版のようなものらしい。
へ~、世界のいろんなところでそんな活動があるんですなあ。
あと、先輩が調べてきた中に経済産業省の男女共同参画についての
調査レポートがあったんですが、とってもよい内容でびっくり。
「女性のいろいろなロールモデルを提示する必要あり」とか
ちゃんと言っているし!。平成14年のレポートなのに。
もう結論は分かっているんですねえ。
でも政府としては活動は進んでないのが不思議。
まあ、意識改革を進めるということもあるから、政府じゃ難しいのかなあ。
ま、ってなことで
これからこんなこともちょこちょこ一緒にやらせてもらおうと思います。
しかし、こんなことを今私がしているって
高校時代の先生が知ったら、びっくりするだろうなあ。
女子校で面白い学年主任の先生がいたので、
女性問題教育のレベルが高かったのですよね。
自分はそんな活動は全然することにはならないと思っていたけど・・・
不思議なご縁で、なんだかそっち方向にちょっと行ってます。
角田先生、お元気ですか?

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