心から散財を肯定する

今日は変な題名ですが、
イーウーマンの「Win-Win」という対談で
和田 裕美さんの話を読み、営業について考えましたという話です。
彼女は、
世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本」などの
営業についての本を出している人なのです。
対談の中で、彼女はこんなことを言っています

佐々木
こうやってお話をしていても、バリバリの営業ウーマンっていう感じがないですね。
それが売りなんですね(笑)?
和田 そうかもしれませんね(笑)。
佐々木
そう思わせておいて、グーッと……。
和田
契約を取るとか、買ってもらうとかっていうことに、
罪悪感を持ってやってないんですね。
人が物を買うのって、すごく楽しいことじゃないですか、
お金使うのとかって。
中にはお金を使って損したとか、
失敗したとかって思う人もいるんですけど、
人が物を買うときって、失敗とか成功とかなくて、
すごくいい経験のために
お金を使えると思うので、躊躇している人を見ると、
「買っちゃいなさいよ」って、「いいから」って。
「食べてみないとわからないし、
食べて合わなければ吐き出せばいいから、
とりあえず自分の身体で食べてみないとわからないから」
って言いたくなるんですね。それが売るということにつながった。
動かないと結果が見えないことって、どんなことでもありますよね。
仕事でも。でも、悩んでいる人って結構多いじゃないですか。
だから、悩んでいる人の背中を押したいって
思うことが、きっかけでしたね。

「人が物を買うときって、失敗とか成功とかなくて、
 すごくいい経験のためにお金を使えると思うの」
つまり、お金を使うことはいいことだと自分が思っているからこそ
自身を持って、人に購買を勧められるんですね。
以前読んだ「成功の9ステップ」という本の中でも
「夢を叶えるためには、自分の中で、そのものについてプラスのイメージを持つこと。
プラスとマイナスという矛盾したイメージは持たないこと」
という内容の記述がありました。
お金は欲しい、と思っていても
どこかで「お金儲けは悪いことだ」という意識があると
結局はその意識が邪魔をして、大金を手にはできないという内容です。
その意味で、和田さんはこのイメージ付けがちゃんとできているんですね。
自分が納得し、買ったほうがいいと思えるから安心して勧められるし、
その結果買っていただくことができる。
私は和田さんのようにお金を使うことがいいことだとは思わないし
その商品を安心しては勧められないけれど
自分の扱う商品は安心して勧められるように、
少しでも商品を良くして行かなければ。
また、自分が安心して勧められるものを売る
という意味では、製品の開発者が販売・営業まで担当できると最高ですよね。
以前部品メーカーにそんなところがあったような・・・
もう一度調べます。

  1. コメント 0

  1. トラックバック 0

return top