アーカイブ ‘ 2005年 7月

調理場という戦場

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ほぼにちで紹介されていた、斉須さんという有名シェフが書かれた本
ほぼにちの対談
本の内容もとても自分に厳しい内容だったので
正直ちょっと遠い話だと感じてしまいました。
が、対談を読み進めていったら
私と同郷の福島県出身の方でした。
福島県の白河市、かつて交通の要所として栄えた城下町(みちのくへの入口)ですが
今ではさびれている市(ごめんなさい・・・)です。
斉須さんのお母さんは「ほんとに田舎のおばあちゃん」だったそうで
フランスに身一つで飛んで修行した斉藤さんも「自分も田舎で一生終わっていたかもしれない」
と語っています。
その言葉に魅かれて、思わず買ってしまいました。
東北の田舎出身、が理由かどうかはわかりませんが
のんびりしていて、闘争心がなくて、思いつめやすいことが
自分のコンプレックスでもあり、
でも直そうとしても直せかなったので
この性格とうまく付き合っていくしかないかあ、と最近良く思っているので
同郷の斉須さんがどうやってこんなに厳しい仕事をしていっているか
という過程に興味を持ったのです。
読むと自分にだぶらせて苦しくなりそうでもあり、楽しみでもあり。

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